- 用意する物
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殺虫剤、展着剤、散布機(手で持つものから肩から背負うもの、他にも色々あるので自分に合う物を探して下さい)、ビニール製の手袋、農薬用のマスク(風邪とかで使う紙のマスクは使用しないよりは良いけれど、農薬を吸い込む可能性は高くなります。)、農薬用のメガネ、できるだけ肌を出さない服
(園芸店やホームセンターなどにあります)
年間を通して良くつく虫はアブラムシ、春から秋にかけてはヨトウムシ、あざみうま(スリップス)、コナガ(アオムシ類)、ハダニ類など
- 防除方法は
- アブラムシには殺虫剤の、アドマイヤーフロアブルの2000倍液の散布。ヨトウムシやアザミウマ、コナガ、などにはアファーム乳剤の1000倍液の散布。ハダニ類には、テデオン乳剤の1000倍液の散布などが、ありますが同じ農薬を使用していると生き残った虫に抵抗性がついてきて、薬が効かなくなってしまいます。他に色々な薬が売られているので違うものをローテーションしながら散布することをお勧めします。また、散布する農薬に※展着剤を混ぜて使用することで植物や害虫の体、全体に薬が付くので効果が高まります。昼間の高温時の散布(特に夏場)は植物に薬害が出る可能性があるので、朝か、夕方の涼しい時に散布すると良いでしょう。
散布するのは虫がいた株だけでなく近くにある物も一緒に散布すると予防になります。殺虫剤には、手で持ってスプレーするタイプの物や殺菌剤と一緒に混ざった物、薄めて使う物等、色々ありますが、注意書きを良く読んで、株全体に、まんべんなく散布しましょう。消毒は虫を見つけてからでも良いし、1か月に一度の予防、どちらでも構いません。終わったら手を良く洗いましょう。